幸福になる因果律



いま世の中は急速に変貌を遂げようとしています。

ニュースを見ていると「なぜこんなことが?」
ということばかりです。

事件、事象の表面だけを見ていると私たちは
それらが、あたかも偶然のように思えてしまい
ます。

そこで混沌とした人生の問題や悩みを解決
できる方法は何かないかと探がすとやがて

占いや運命学に行き着きます。

ところで占いの本質は何かというと
「神託」です。

聖書にはノアの洪水の話など、信仰心の
ある人間に神がたびたび夢に現れて
お告げを伝える話が出てきますが、

古代エジプトでは神官がピラミッドで
古代ギリシャでは巫女が神殿でそれぞれ
神の声を聴いて民衆に伝えていました。

また古代中国や日本では神官が神事を
行い亀の甲羅を焼いて吉凶を占いました。

占いとは我々が神に帰るためのメッセージ
なのです。

神に帰るとは神の意思に従って生活する
ということです。

神の意思とは「真」「善」「美」であり
すべての物事の背後にある真理です。

そしてそれは私たちの魂の本質です。

私たち誰もが幸福になりたいと願うのは、

もともと神様が私たちを神の「真」「善」「美」を
表現できる
存在として創造してあるから
なのです。

春になるとサクラの木に花が咲きますが、
時期がすぎるとやがて散っていきます。

でも夏が過ぎ冬が終わりまた春になると
サクラは花を咲かせます。

夏の間、冬の間はサクラの木は花をつけて
おりませんが、

美しいサクラの花が存在していない
ということではありません。

神の世界ではサクラの本質は常に
存在して花を咲かせているわけです。

ただこの世は因果律の世界ですから
ある程度、時間が経ってからでないと

サクラの木は完全な姿を現すことが
できないのであります。

私たち人間もサクラのように本来は
完全で美しく幸福な存在なのですが

やはり時間がたって、あるていどの
条件が揃わないと

本質が幸福でも、これを現すことが
できません。

多くの人々はこの真理を知らないので、
他人と競争してまで幸福になろうとしますが、

神の心に波長があわないからたとえ
整形で美人になったりお金持ちになっても
不幸になる人が多いわけです。

人間が本当に良くなるためには、やはり
因果律にそって徐々に発展していくように
しなければいけません。

釈迦が説いた因縁因果の道理をわきまえて
キリストが説いた互いに愛し合うという
ような正しい生き方をしていけば、

人間はこの世界で自ずと幸福になるように
できているのであります。